メモリとストレージの違いをかわいいパン屋の絵で説明! マンガ『無愛想な先輩に仕事を教わる話』の慈先輩にギャップ萌え
空気が物理的に見える特技を持つ新入社員の志野聡子さんと、無愛想な教育担当の慈先輩のやり取りが微笑ましい鳥原習さん(@t_rsa)の『空気が読める新入社員と無愛想な先輩』。Twitterで公開された『無愛想な先輩に仕事を教わる話』では、PCのメモリとストレージの違いについての慈先輩の教え方が「わかりやすい」「優しい」といった反応が集まっていました。
【創作漫画】無愛想な先輩に仕事を教わる話2/2#空気が読める新入社員と無愛想な先輩 pic.twitter.com/57vMTiVMvY
— 鳥原習@空気が「読める」新入社員連載中 (@t_rsa) July 17, 2020
「志野さんのPC随分遅いね」と言う慈先輩。「メモリ何ギガくらい積んでる?」と聞かれ、「500ギガです!」と答えた志野さん。慈先輩の周りに「お悩みちゃん」が何匹もざわざわしているのが見えて、「何か間違ったのだけはわかる」と思います。
「分かった…」という慈先輩に、「いやめちゃくちゃ悩んでるし」と思う志野さん。「呆れるほど初歩的な間違いだったのかな!?この前同期も怒られてたもんね…」と震えていると、慈先輩は「例えば志野さんがパン屋になったとするけど」と話しだし、「向いてないから転職しろって事でしょうか」とネガティブ思考になりますが……。
「…えっとね、パソコンの事を例えで話すから」と絵を描き出す慈先輩。コック帽を被った志野さんの絵がかわいいのですが、それはそれとして「志野さんが百個あんパンを焼くのに丸一日かかるとします。それを半分の時間に縮めるように言われたら何が必要だと思う?」と質問。志野さんは「早朝からサービス出勤する根性?」と答え、「…もっとホワイトな回答で」と言われてしまいます。
「人を増やしたり作業台を拡張したら速くなるよね。だから今のパソコンのメモリを聞いたんだけど」として、作業員をCPU、作業台の広さをメモリに例える慈先輩。「同じ単位でも志野さんが見てたのはこっち」とパンを置く棚を描いてストレージだと教えます。それに「全然違うの答えてた」と納得する志野さん。「先輩が悩んでくれてたのこの説明のためか。初歩的な話に時間を取らせて使えない奴と思われても…」と心配しますが……。
慈先輩を見ると、「伝わった」ことを喜ぶ空気たちがぱぁぁぁと現れていました。使えないと思われて「仕方ないはずなのに、そんな風に思われたら怒られるよりもむしろ」と感じて、「早く役に立てるように色々覚えよう」とやる気になる志野さんでした。
メモリとストレージの違いの教え方について、島原さんは「私自身、人に何かを説明するときは、相手によってどう話したらピンときそうか考えながら例え方を変えたりしているので、志野に説明するなら、という風に考えました」といい、「あとは、慈の例え方はたぶん食べ物絡みが多いので、最終的にはキャラに寄せています」と教えてくれました。
さらに、マンガへの反応について島原さんは「教える側と教わる側の両方の方から“こういう事ある”という反応をもらえて嬉しかったです。結局メモリ(RAM)はどこを見ればいいのか漫画の中で描いていなかったので、謎が残ったという方もいて、そこは申し訳なかったです」とコメントしてくれました。ちなみに、Windows10搭載のPCならばコントロールパネルの「システム」から「実装メモリ」を見れば確認できます。
最後のページでは、慈先輩が猫を抱きながら「あんぱん」と夢を見る寝顔が。こちらにも「かわいすぎる」「イケメン」といった声が多数寄せられていました。無愛想だけど猫好きで絵がカワイイというギャップ萌えな慈先輩。今後もほんわかしたストーリーに期待できそうです。
『空気が「読める」新入社員と無愛想な先輩』(ゼロサムオンライン)
https://online.ichijinsha.co.jp/zerosum/comic/kuuki [リンク]
※画像はTwitterより
https://twitter.com/t_rsa [リンク]