読者も脳の整理が追いつかない!? 下女を助ける旦那様にやきもちを焼くお嫁さんのマンガが反則級に甘かった
『今まで一度も女扱いされたことがない女騎士を女扱いする漫画』(シリウスKC)のマツモトケンゴさんが、Twitterなどで更新中のマンガ『嫁いできた嫁が愛想笑いばかりしてる』。第20話では、武士の宗次郎の屋敷で下女として働くおさだに嫉妬する嫁のお千夜……というストーリーになっています。
【創作】嫁いできた嫁が愛想笑いばかりしてる 20 pic.twitter.com/YUzgigiISG
— マツモトケンゴ/5巻4月9日発売! (@mangadaisuki15) September 12, 2020
「いたた…」と足を押さえているところに、「おさだ…!大きな物音がしたがどうした」と声をかける宗次郎と後ろに控えるお千夜に「すっすみません…!神棚を掃除していたら足を滑らせて…くじいてしまいました」と言うおさだ。「掃除すらまともに出来ないなんて…。流石の旦那様も怒るんじゃ」とビクビクしますが……。
「居間に運ぶ。つかまっておれ」とおんぶする宗次郎。それを見て愛想笑いを浮かべつつピクっとするお千代をよそに、「だっ旦那様!?このようなこと恐れ多いです!」と言われても「怪我をしているのだ。立場など気にするな」と優しくする宗次郎のことを、おさだは内心で「ひぇええっ…旦那様の背中でかい!!首筋も見えてる…!」と赤面します。
「しばらく休んでくれ」と言われて、「旦那様がカッコ良すぎて心臓が保たない~~!」と思うおさだ。一方のお千代はというと……。「さっきからお千代の圧を感じるのだが」と思う宗次郎。悶々と「おさだに怪我をさせたことを怒っているのか?確かに神棚の掃除を頼んだのは某だ…人使いが荒いと幻滅したのでは」と考えている間に、お千代は後ろからそっと手を伸ばして……。
ぎゅっと抱きつくお千代。「旦那様の背中…渡しません」と超小声で頬を膨らましながら言って、そのままササッと離れていくのを見送り、宗次郎は「?」をいくつも並べて脳の整理が追いつかないのでした。
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— マツモトケンゴ/5巻4月9日発売! (@mangadaisuki15) December 21, 2019
「時代劇が好き」というマツモトさんによると、「デレデレしてる顔と愛想笑いの顔って似てるな〜とずっと思っていたので形にしました」というこのシリーズ。この話には「やきもち可愛い」「後ろからハグは反則」「読者も脳の整理が追いつかない」といった反応が多く集まっていましたが、「今回はいつもより男性の方の反応を頂けたみたいで、ありがたいなと思いました」とコメントしてくれました。
既に書籍化が決まっているという『嫁いできた嫁が愛想笑いばかりしてる』。ギスギスしているように見えて、旦那様のことが大好きだというお千代と、鈍すぎる宗次郎の関係がどうなるのか、これからも見逃せません。
『嫁いできた嫁が愛想笑いばかりしてる』(ニコニコ漫画)
https://seiga.nicovideo.jp/comic/47190 [リンク]
※画像はTwitterより
https://twitter.com/mangadaisuki15 [リンク]