豪初のヤンデレヒロイン! マジキチ女子高生が贈るキュートなホラー映画『ラブド・ワンズ』
理想のイケメン王子さま、捕獲完了。憧れの男子を自宅に誘拐して、めくるめく愛の生活(はーと)。全国のヤンデレファンの皆さまお待たせしました。ブス可愛いマジキチ女子高生が、壮絶な監禁地獄を繰り広げる映画『ラブド・ワンズ』が6月9日(土)、日本上陸を果たします。
『ラブド・ワンズ』は、意中の男子にプロムの誘いを断られた、内気な女子高生ローラが、カレを監禁し、暴力、肉体損壊と陵辱の限りを尽くすオーストラリアの異色ホラー。
イケメン高校生ブレントは、趣味のフリークライミングを楽しんだ直後に何者かに襲われ拉致される。目が覚めるとそこはミラーボールきらめく部屋。自分はタキシード姿で拘束されており、目の前にはブレントがプロムの誘いを断った、ぽっちゃり女子高生ローラが……。
抵抗するブレントの足をナイフで床に打ちつけ、フォークで素肌にハートマークを刻む(もちろん、血だくだく)姿は『ホステル』も真っ青の過激さ。これが、全てカレ愛しさにやっているんですから、愛の力って本当にコワイ。
しかも、ローラの単独犯では無くて父親も共犯者で家族ぐるみの反抗。ついには電動ドリルで頭蓋骨をえぐりはじめ、恐怖のあまり泣き叫ぶブレント。だけど、ローラにとっては憧れの王子様“ラブドワン”と過ごすかけがえの無い時間であり、気分はすっかりプリンセス。
ティム・バートン作品でハリウッドデビューも決まっている、ローラ役ロビン・マクレヴィーの狂気の演技は必見です。
公式サイトには、カルト的人気を誇る作家・平山夢明さんと、『Another』などで知られる作家の綾辻行人さんのコメントも。
おいおい! お手柔らかにたのむぜ! あんたJKだろ!(平山夢明)
オーストラリア発、なんともイカれたノリとバランスの「どよん系ホラー」((C)綾辻)に心ゆくまでどよーん……と思いきや。最後まで観て、あーーーーーーースッキリした。(綾辻行人)
日本を代表するホラー・ミステリー小説家が絶賛しているとなれば、俄然期待が高まります。監督は、本作でデビューとなるCMクリエイター、ショーン・バイルン。過激な暴力描写と、ティーンのキラキラとした恋の輝きを融合させ、「マジキチ映画の傑作!!!!」と賞賛されています。
身の毛もよだつ暴力描写と同時に、キュートでポップな世界観も両立させているので、普段ホラー映画を観ない女性にも楽しめるかも。
……ていうか、ブレントはローラをぞんざいに扱ったわけじゃなくて「ごめん、彼女と行くんだ」と丁寧に断ったのに、なんて不条理! でも、この不条理さこそがホラー映画の醍醐味なんだよねぇ。
映画『ラブド・ワンズ』は6月9日(土)よりシアターN渋谷にてレイトロードショー。
http://www.lovedones.jp/
※画像は映画『ラブド・ワンズ』公式サイトより引用。