「自分の映画のポスターはたいてい“日本版”を気に入るよ!」ティム・バートンの声で全世界共通ヴィジュアルに
『アリス・イン・ワンダーランド』、『チャーリーとチョコレート工場』などの話題作を贈りだす世界的ヒットメーカー、ティム・バートン監督の最新作『ビッグ・アイズ』がいよいよ1月23日より公開となります。
「ビッグ・アイズ」を愛し、幼い頃から影響を受けていたティム・バートン監督。唯一無二の世界観でファンを魅了し続ける彼の待望の最新作は、バートン自身も耳を疑った、実在のゴースト・ペインターの物語。アメリカ史上最低と呼ばれた映画監督を描いた実話『エド・ウッド』以来、20年ぶりにして、遥かに奇想天外な題材を新たに選びました。
第72回ゴールデン・グローブ賞では、主演女優賞・主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)を含む3部門にノミネートし、見事、妻・マーガレット役を演じたエイミー・アダムスが主演女優賞を受賞。映画ファンからの大きな注目を集めています。
ティム・バートン監督はこの大きな瞳の絵画に幼い頃から影響を受けていたと話し、「ずっと記憶に残ってるんだ。彼女の作品はいろんな場所に飾ってあったよ。家や病院、歯科医院、どこに行ってもね。子供ながらにすごい存在感を感じたんだ。可愛いんだけど…なんだか恐ろしい。だから、みんながこの絵に何を感じ、興味を持つんだ」とコメント。
日本にも大きな瞳のアートが溢れていますが、それはバートン監督自身も感じていたそうで、「この絵は日本のアニメのようだとずっと思っていたよ。日本のアニメやこういった瞳の大きい絵は好き嫌いに関係なく、人々に影響を与えてきたんだ」と明かしています。
バートン監督もお気に入りの不思議な魅力をもつこの「ビッグ・アイズ」。日本ではこの「ビッグ・アイズ」を大きく描いたポスターが採用されましたが、バートン監督はこのビジュアルをとても気に入ったそう。「自分の映画のポスターだとたいてい日本版がお気に入りだ。いい出来だよ!」と日本で作られるポスターが自分好みだとをべた褒め。また、この日本版ポスタービジュアルは、ティム・バートンと実在のモデルであるマーガレット・キーンより、即OKをもらい、さらに、ティムがとても気に入ったため、全世界共通のビジュアルに採用されたという裏話も。
「ビッグ・アイズ」や、日本のアニメやキャラクターも、そして自身の描くアートでも、大きな瞳がお気に入りのティム・バートン。彼のアート愛にも注目の作品です。
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