イベントが延期になったら自分たちでやったらいいじゃない! 手作りオンリーイベントのレポートマンガがかなり楽しそう
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による影響で、同人誌即売会が中止になるケースが相次いでいますが、『オタママ充!』(KADOKAWA)の作者でブログ『地方民のオタ活ライフ』でオタク生活の日常を描いているアサナさん(@asana1988)が、仲間を集めて手作りオンリーイベントをやってみたレポート漫画を公開しています。
手作りオンリーイベントやってみたレポ(2/2) pic.twitter.com/BmbfFaxuLc
— アサナ (@asana1988) September 21, 2020
「去年から楽しみにしていたオンリーイベントが延期になった。つらい…」と落ち込むアサナさん。ですが、むっくりと起き上がって、「そうだ、自分たちで手作りオンリーイベントしよう」と決意。その時点で行動派オタクって「パないな!」となりますね!
とはいえ、イベントの「作り方」はユルい感じ。会議室を借りて、各自参加人数分のコピー本などを持参。それでワイワイするといいます。
イベント当日。参加者が集まると、みんなその場で製本。中には中綴じホチキスを持参する猛者も。
「まって。みんな何でそんなページ数あるの?」という一人の参加者。「全然ですよ~」と謙遜する別の参加者、「16ページは立派な本です!」「こいつ絶対試験勉強やっといてやってないって言うタイプだ!」とツッコまれます。「ペーパーで良いって聞いたのに…」「ペーパーでいいよ!」「帰りたい…」「帰んないでよ!」という押し問答(?)の末、その参加者が書いたのは……。「新刊落としました…」のボード! 逆によりイベントっぽいです!
設営終了して、「思ったよりそれっぽい!」「これイベントでは!?」となった参加者たち。「じゃあはじめますか」と拍手をして、キャラソンを流してさらにイベントらしくします。ですが、「さて、どうやって本頒布する?」という質問をした参加者に、「全部重ねて一部ずつ取って隣にまわしていくのは…」という提案が上がり、「資料か何かですか?」というツッコミが。こうやって決めていくのも楽しそう。
こうしてぐるぐるとテーブル上で頒布物がまわり、「え…座ってたらどんどん同人誌がスペースに増えていくんだが」となり、「すごい…長年同人やってると、同人誌の方からやってくるんだね…!」と謎の感動に包まれます。そのまま感想タイムに突入し、「実際のイベントの時って売るのとか買うのとかで忙しくて戦利品読む暇ないから、すぐ読んですぐ目の前で感想言えるのが超新鮮」といいます。
実際のタイムスケジュールは、14時集合で14時半から開始、10分で片付けして16時に終了。「朝が早くないイベント楽!」「もう一時間あればスケブタイム作れたなーと思うので3時間くらいがちょうどいいかも」といいます。ちなみに次の日にみんなLINEで「喉痛い」と言っていて、「完全にイベント翌日じゃん」となったアサナさん。「通常のイベントに何の心配もなく行けるのがもちろん一番ですが、こういう手作りオンリーも楽しかったので、併せて楽しめたらなーという気持ちです。とにかく楽しかった!」と強調します。
アサナさんに詳しく聞いたところ、この手作りオンリーの参加者は5人で、「Twitterで反応してくれた人を捕まえました」とのこと。注意する事としては「新刊落とした人がいても責めてはだめです」を挙げ、「普段のイベント以上に自由にできるところが楽しかったです。私のコピー本の表紙は5歳の娘に描いてもらいました。フリーダム!」といいます。
イベントの中止が危ぶまれる状況が続いていますが、自分の出来る範囲で仲間と楽しく集まる機会を作り、「オンリーイベント」と称するくらいヲタ活を実践すると、よりディープな体験ができるのではないでしょうか。
『地方民のオタ活ライフ』
http://3jigen-baby.blog.jp/ [リンク]
※画像はTwitterより
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