Otajo -オタ女-

Today is
Jun 16 2021

記事

飴と鞭と可愛さで生きている!? 大学柔道部の寮母さんのマンガが強くなくても最強かも

『きつね美女とぶこつ猟師』(KADOKAWA)『あくまで君の天使になりたい』(comic POOL)『乙女の群像』(ビームコミックス)が書籍化されており、現在もTwitter・pixivで創作マンガを発表しているみやこかっくさん(@cak221)が、『体育会系男子の寮母さん』を公開。柔道部に入った新人が寮に行くと、まだうら若い寮母さんに出迎えられて……というストーリーですが、斜め上の展開が待っています。

「あれ…?柔道部の寮ってここでいいのか…?」と立ち尽くしていると、「あら? もう到着しちゃった? ごめんなさい、お迎え遅くなちゃいましたね」とエプロン姿の女子が笑顔で声をかけてきて、「美少女!?」と驚く新人。「私、寮母の久川です。まずは荷物をー…」と自己紹介されますが、背中から「みことさんッ!!」と叫ぶ声が。

「俺が案内も掃除も全部やりますからッ! 不用意に見ず知らずの男に近寄らないで下さい!!」と怒るメガネマッチョに、「見ず知らずって~…。今日から君の後輩よ、楠君」というみことさん。「男は男です」と食い下がる楠くんをよそに、別の先輩から「よぅ、俺が部屋に案内するよ。多分あれ長いから」と言われ、「あっ、どもッス」と無事に寮内へ。

「あの…あの人は一体…」と尋ねると、「あれは…残念ながらうちの部長だ。見ての通り寮母のみことさんにべた惚れしているが全く気付かれてない」と説明されます。「はぁ…寮母さんってあんなに可愛いのに、こんな…えっと…大学運動部の男子寮で…色々大丈夫なんですか?」と言葉を濁しつつ訊くと、「いいよ正直に掃き溜めに鶴って言ってくれて」と先輩。

「もしかして…寮母さんがこの柔道部の監督…!?」と勘違いする新人。それには答えず外の様子を覗って「そろそろ終わるかな。…見た方が早い」という先輩に「…? まさか、早速監督の柔術が…!?」となります。部長の楠くん、「みことさんはご自分の魅力をまるで分かってないッ!! 自分が新入りに指導してきますッ!!」と踵を返そうとしますが、ここでみことさんは「楠君」と呼びかけ、ビクッとしたところに「ステイ、よ」とひと言。

「ステイ。ステイ…。ステイステイ…」と距離を少しずつ詰めたところに「シット」と命じられて、その場で即座に正座した楠くん。みことさんは頭に手を当てて、「グッボ~イ♥…ね♥」となでなで。楠くん、「は…はう~ッ…♥」と完全にワンコ化。その顛末を見届けて、「…と、ドッグトレーナーライセンスA級を取得している」という先輩に、「あれ!? 監督業は!?」となる新人。「みことさんは運動音痴でひくほど鈍くさい。あの人は飴と鞭と可愛さで生きている」と評されるのでした。

「男子校のアイドル…みたいな女性を描きたいなぁと思っていました」というみやこかっくさん。「いつも私が描くのは物理的に強い女性ばかりなので、今回は物理では弱いけれど、精神だったり何かが卓越して強い女性にしたい、と。可愛いのに、屈強な体育会系男子たちを上手く掌で転がすような小悪魔めいたところや、しっかりした芯がある点、包容力のある母性など、大人の女性の魅力を描きたいなと思いました」と話します。

「実は強かったではないところが良い」といった声のほか、「飴と鞭と可愛さで生きている」という先輩評にツボった人が多かった様子のこのマンガ。みやこかっくさんは「“よく躾されている”“調教されたい”といった、寮母さんの躾スキルに関する反応を頂けて、一番見て欲しかったところを見て貰えたので嬉しく思いました」と感謝のメッセージを寄せてくれました。

「天然の女王様気質」といった感想も上がっていましたが、年齢も含めていろいろと謎が多いみことさん。それだけに読者の想像力を膨らますことが出来る作品といえるのではないでしょうか。

※画像はTwitterより
https://twitter.com/cak221 [リンク]

その他のおすすめな記事はこちら!

記者プロフィール

ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営。ネット、メディア、カルチャー情報を中心に各媒体にいろいろ書いています。好物はホットケーキとプリンと女性ファッション誌。

アニ漫 / 漫画の新着記事一覧

PAGE TOP