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Nov 24 2024

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「微笑ましい」「もっと酔わせたくなる」 深酒で兄弟喧嘩を始める夫たちを止めようとするマンガが許さざるを得なかった

イケメンかつ剣の腕が立つのにもかかわらず朴念仁すぎる由依宗次郎と、夫が大好きすぎて挙動不審になりそうなのを愛想笑いでごまかしている妻のお千夜のムッツリ不器用な日々を描き続けているマツモトケンゴさん(@mangadaisuki15)のマンガ『嫁いできた嫁が愛想笑いばかりしてる』(シリウスKC)。第67話では宗次郎の兄の平三郎の自邸での酒席でなにやら兄弟喧嘩がはじまって……というストーリーになっており、「嫁バカだ」「モゾモゾする」「もっと酔わせたくなる」といった反応が寄せられています。

※参考記事 「ニヤニヤしちゃう」「読者の心もバクバク」 旦那様のお化粧姿に表情が崩れまくる嫁のマンガに「神回」の声
https://otajo.jp/98814 [リンク]

平三郎邸に着いて「お千夜さんごめんなさい、迎えに来てもらって」と兄嫁のお美津から言われ、愛想笑いで頭を下げるお千夜。「二人なら奥の間で泥酔するまで飲んでます」というお美津、「うちの旦那がまた宗次郎さんに無理させて…。いい加減、喝入れないと駄目ね」との言葉に、「美人な方だけど…、怒ると怖いんですよね。これから修羅場かも」と思います。すると案の定、「何を言うか!!このたわけ!!」と平三郎の怒声が聞こえてきて……。

「あの人!また宗次郎さんに説教して…!止めにいかないと…!」とお美津。お千夜も顔をこわばらせて後を追います。すると、「某の嫁が町で一番であろうが!」「いいや!お千夜が一番綺麗です!」と言い争っていて、嫁二人は「え…!!?」と絶句。それを聞かれているとは知らず、「お美津の黒髪は近所で評判だ!歩いていたら誰もが振り返る」「お千夜も負けてません!髪を解いた姿は天女のようです!」と言い争います。

嫁自慢喧嘩に「旦那様…」「えっ嘘…あの人私のことそんな風に」と頬を押さえて乙女な表情になる嫁ふたり。「お千夜の肌は雪のように白く透き通るように美しいんですよ!」「ならお美津の肌は絹のように滑らかで美しいわ」との言葉に、顔を赤らめるお千夜と「やだもぅ…」と嬉しそうなお美津。「お前は普段口答えせぬ癖に嫁のこととなると勢いづきおって!」「こればかりは譲れませぬ」とヒートアップする夫たち。「ふん…、これじゃあ決着つかん」「また後日ですね」と立ち上がり襖を開けたところで嫁たちと出くわし……。

「お美津…おったのか?」「お千夜!?すまない、遅くなった」という夫たち。ですが、「いえいえ!もっと飲んでいいのよ。何を話してたのか聞かせて」とデレてグイグイと酒をすすめる妻に「は?良いのか」となった平三郎。一方のお千夜もにまぁと笑って徳利でお酌、「お千夜?」と訝しげになりつつもその近さにドギマギ。兄夫婦の方も「いつもは深酒など許さぬのに」「良いのよ〜!もぅ貴方ったら!」となってもてなされたのでした。

兄嫁のお美津について、「負けん気が強く、強かな女性です」というマツモトさん。第4巻の長編「嫁いできた嫁とサプライズ兄夫婦」が初登場で、つい夫に強く当たってしまうけれど本当は大好きだというツン成分の強い女性として描かれています。

「微笑ましい」「良い旦那様たち」「奥方衆もこれは許さざるを得ない」といった声が多数上がっていたこのエピソード。マツモトさんは「いつもよりコメントを頂けて嬉しかったです」と話してくれました。

2022年5月9日に第5巻が刊行された『嫁いできた嫁が愛想笑いばかりしてる』。正体不明の色男の登場に宗次郎がやきもきしつつ、カッコいい姿が描かれており、マツモトさんは「たくさんの方に読んで頂き、感想も届いており、大変ありがたいです」と感謝します。単行本では描き下ろしや長編が多数収録されているので、Twitterで追っているという人はぜひチェックを。

『嫁いできた嫁が愛想笑いばかりしてる』(ニコニコ漫画)
https://seiga.nicovideo.jp/comic/47190 [リンク]

※画像はTwitterより
https://twitter.com/mangadaisuki15 [リンク]

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記者プロフィール

ふじいりょう

乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営。ネット、メディア、カルチャー情報を中心に各媒体にいろいろ書いています。好物はホットケーキとプリンと女性ファッション誌。

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