お弁当のハンバーグの下に入っている「ガロニ」とは? 美味しく食べるだけでなくて知識も身につけよう!
お弁当のハンバーグの下になぜパスタが入っているのか、「かさ増しじゃん?」という疑問に対して答える人に「知識や教養があると色々な事の理由が分かって不満が減るのか…勉強って大事なんだな」と思うしゃなりかさん(@shanarika0v0)のマンガが話題になっています。
※参考 お弁当のパスタはなぜ入ってるのか? 知識や教養の大切さを気付かせてくれる4コマ漫画が話題に
https://getnews.jp/archives/2446880 [リンク]
知識や教養は自分の人生の為に必要なんだなって初めて思った日記 pic.twitter.com/hZLo55CaPC
— しゃなりか (@shanarika0v0) March 11, 2020
特にスパゲティは、肉汁を吸ってベタベタ感を防いで美味しさを保たせ、揚げ物の場合は熱すぎてプラスチックの容器が溶けるのを防ぐために入れる場合もあります。
しゃなりかさんは、このマンガを描いた理由について、「ただ単に思ったことを日記として描いてみました」といいつつも、「人生に不満があるとしんどいと思うのですが、そうならない為には色々知っている事で解決する事ができるんだなぁ、と気づけたとしても、すぐにその事を忘れてしまいそうだなと思って心に留めておく為に描いておきました」とコメントしてくれました。
ところで、マンガ中の女性がパスタのことを呼んでいる「ガロニ(garni)」とは、もともとはフランス語の「ガルニチュール(garniture)」の略。意味は「付け合わせ」で、例えばパセリなども「ガロニ」になりますが、出版されているお弁当のレシピ本では、メインディッシュの下に置く野菜類やパスタを指しているケースも見られます。マッシュポテトや玉ねぎの炒めもの、マカロニサラダなども「ガロニ」。「付け合わせ」を「ガロニ」と呼ぶだけでもオシャレに感じるのが不思議です。
また、弁当チェーン『ほっともっと』の広報によれば、『から揚弁当』や『デミグラスハンバーグステーキ弁当』などに付け合わせとして入れているスパゲティは「お客様が商品を持ち帰る際に、おかずが動かないように安定させるためや、余分なソースが絡むことで、スパゲッティ自体もおかずとして召し上がっていただくためのものです」とのこと。単純に入れているだけでなく、さまざまな理由があるのです。
しゃなりかさんのマンガでは、「かさ増し」という不満に感じる女性と、「ガロニ」の役割を知っている女性との対比により、教養や知識が人生を豊かにしてくれることを示唆しています。何かが「どうしてそうなっているのか」疑問に感じた時には、とりあえず調べてメモしておくことを習慣にしてみることを心がけたいものです。
※画像はTwitterより
https://twitter.com/shanarika0v0/status/1237636650353569792 [リンク]